エブリリトルシング09エブリ編

初日に観に行ったリトル編(クワガタと少年、ランチボックス、アフターザプロム、少年の話、ボクはクスリ指)に続いて千秋楽のエブリ編(クワガタと少年、彼女はいつもハーティに、ビジネスカード、少年の話、ボクはクスリ指)を観に行って来ました。
エブリリトルシングは去年2回観て今年も2回目、ELTのfragileの1番サビで音量上がってサビが終わった瞬間に幕が開くとか演出もわかってきちゃうよね。
元FANTASISTAの葵ちゃんが出演ってことで今回はチケットの関係上、右側の席で4列目。
事前にブログでリトル編より出番少ないって言ってたからそんなに期待はしてなかったけどね。
物販で売ってた去年の全セリフが網羅されて、かつ、写真もちょこっと載ってるパーフェクトフォトシナリオBOOK(1890円)を購入。
懐かしの優衣の姿に感動。
リトル編とエブリ編で共通の「クワガタと少年」や「ボクはクスリ指」でも微妙に演出が違うところがあるんだね、これ観てやっと気付いたりしたこともあるんでいい買い物でした。


さて、本編でまずビックリしたこと。
「彼女はいつもハーティに」がビックリするくらい話しが変わってるような。
去年のストーリーをあんま覚えてなかっただけかもしんないけど、玲奈役が保田圭だったからイメージ変わっちゃったのかも。
教師役を好演してるケメコの演技にはぐっときました。
「教師だって何もできない。でも何かしてあげたいと思ってる。」
このセリフは良かった。
こういうときの悲鳴にも似た叫び声って声が裏返っちゃたりすることもあるんだけど、ケメコはバッチリ言えてました。
リトル編の保田圭っておぼちゃんキャラって言うかいじられキャラみたくなってていい意味で娘。時代と変わらないなーってのが正直な印象だったんだけど。
女優目指してるって言ってただけあって、本来はエブリ編の赤鬼的な教師役とかやりたいのかなぁとかふと思ったり。
ま、世間的なイメージはいじられキャラのまんまだからそれと違う役をお客さんが受け入れるのはなかなかに難しいのかなとか思ったり。


そんな前置きは置いといて肝心の葵ちゃんの話。
リトル編と比べるとエブリ編は出番もセリフもほとんどないね。
ただ1点、右側の席だったんでこの日に始めて気付いたこと。
マックの店員3人娘の一番手前って葵ちゃんじゃね?
あとで本人に確認したらやっぱりそうでした。
「リトル編でもやってましたよ」とか言われて気付いてなくすいません。
帽子かぶってるし営業トークの高すぎる声だし全然気付かなかった。
スマイル0円な葵ちゃんはかわいすぎるけどね。
でもOLやったり小学生やったりいろんな役が出来るってのは舞台女優としていいことだと思います。
「少年の話」の小学生な葵ちゃんは背丈は全然違和感ないし。
ま、ダンスは相変わらず上手すぎだけどね。
筆箱隠されるサナエ役をバッチリこなしてて目だってミスとかないのが相変わらず凄いなぁと思うのです。


あとはこの日は千秋楽ってこともあってかなりアドリブも入れてたみたいね。
舞台に関係ないところで自由すぎる酒井さん。
人が死んだシリアスなシーンでもハリセン使った笑いにしたり、かなり楽しめました。
ラストは前の一部のお客さんが立ち上がって拍手。
前が見えなくなるから立ち上がるしかないやんけ、ちょっと違和感あったけど。
カーテンコールで紳士役の森山栄治さんがMCになって最後ってことで出演者からちょっと挨拶。
少年役の沢木ルカ君、と思ったらこの子って女の子だったのか、帰ってから分かったし。
とっさの挨拶はさすがに緊張してたっぽい。
あとはケメコ、目の前の観客に「誰のファンですか?」とか聞けるくらい余裕があったりして。
最後に内山理名から挨拶、綺麗にまとまってました。
またまたどん帳があいてラスト誰か喋りたい人って雰囲気。
葵ちゃんに喋ってもらいたかったけど、観客のリクエストでJONTEに。
なんか凄い人気だったけど、観に来てる女性客は彼のファンが多かったみたいなことを始めて知る。
そんなこんなで楽しい舞台も幕を下ろしました。


1週間の公演を頑張った葵ちゃんに出待ちで「お疲れ様でした」の挨拶。
ファンタ界隈のお客さんもほとんどいなかったので囲まれて騒ぎになるようなこともなく普通に喋れました。
飾らずに今まで通り話してくれる葵ちゃんはやっぱり素敵でした。
またこんな舞台があったら観に行こうかな。