カン娘。里田チェルビーズが女子L参加へ

http://hokkaido.nikkansports.com/news/p-hn-tp5-20070312-168588.html
 「カントリー娘。」の里田まい(22=札幌出身)が主将を務める女子フットサルチームSapporo CERBIES(サッポロチェルビーズ)が11日、2月の結成以来、初の練習試合を札幌市内で行った。2試合とも大敗の「ほろ苦デビュー」となったが、道内外から300人を超えるサポーターが集結。北海道サッカー協会では、その人気にあやかってレディースビギナーズリーグ(仮称)を立ち上げる構想も浮上している。

 2月の結成から1カ月余り。チェルビーズがファンの前にその姿を現した。初の公開練習試合の相手は、普段から練習を共にする札幌のレディースチーム「札幌ベアフット」。1試合目1−6、2試合目0−14と、防戦一方の大敗デビューとなった。

 チームロゴ、エンブレム、白を基調にしたユニホームはこの日が初お披露目。自ら選んだ真新しいユニホームに身を包み、リベロとして駆け回った主将の里田は「久々に悔しい思いをしました。感情的なプレーもしてしまいましたが、それだけチェルビーズに魂が入っているんだと自覚しました。次は絶対に勝ちます」と話した。

 旗揚げされたばかりとあって実力的にはまだまだだが、人気ぶりはすごい。この日、会場となったSTVスピカには午後1時30分の開場前に約200人が列をなし、道内外から321人が集まった。午前8時に1番乗りした樋口誠一さん(35=千葉県)は「この日を待ち望んでいました。日本ハムに負けないくらい盛り上がってほしい」とエールを送った。

 この人気ぶりを、北海道サッカー協会もほっておかない。4月から公募し、7月の旗揚げを目指す初心者対象の女子リーグ・レディースビギナーズリーグへの参加を呼び掛けた。視察を兼ねて観戦した同協会の出口明専務理事(64)は「とても雰囲気がいい。チェルビーズにぜひとも(新リーグに)参加してもらい、競技普及にひと役買ってもらいたい」と話す。

 チェルビーズ側も同リーグ参加へは前向きで、今後は月1度の練習試合、イベントなどと並行して活動することになりそうだ。里田は「もっとフットサルを盛り上げたい。練習を積んで強くなり、いずれは満員の札幌ドームでゲームをしたいですね」と笑顔で話していた。【奥村晶治】

 ◆Sapporo CERBIES(サッポロチェルビーズ) アップフロントエージェンシー札幌支社が企画した「産地直送!女子フットサルチーム結成プロジェクト」により誕生した。里田を中心に、一般公募された16歳(または高校1年生)以上25歳以下の女性で構成。フットサル、サッカー経験は問わず、札幌市内での週2回練習参加が条件。1月に選考会が行われ、現在12人が所属。

 ○北海道のフットサルと女子チーム事情

 ◆大会数 北海道サッカー協会公認フットサル大会は全道選手権(一般などカテゴリー3種)など1シーズンに17大会。兼全国大会道予選も多い。

 ◆指導と普及 道協会では指導者クリニックなどを定期的に開催。ハンドボールやフェスティバル、イベントとの共催などで、競技人口拡大に努めている。

 ◆女子チーム 道協会に登録しているチーム数は42あるが、これは一般、高校、少女などすべてのカテゴリーを含んだ数字。道内13地区で札幌地区こそ20チーム登録されているが、網走、空知、北空知、道北の4地区には1チームもない(06年8月時点)。

 ◆女子の普及 道協会レディースプロジェクト委員会などが中心になり、女子対象のオープンサッカースクールが月1回程度開催されている。06年度は10回開催。

 ◆女子の大会 道協会公認ではフットサル以外を含めても15大会程度。フットサル限定だと北海道レディース大会、全道女子大会、全道少女大会など。

 ●放送予定 11日の練習試合は13日午前0時26分からSTVで放送される「どさんこスポーツ」で紹介される。

[2007年3月12日9時49分 紙面から]


カントリー娘。里田まい一人しかいないってのを忘れてた。チェルビーズは札幌市内で週2の練習してるってことは里田は行ったり来たりの繰り返しか、大変だな。でも観客321人って結構多いよね。里田一人でここまで呼べるのか。一般チームだからどんな試合でも出れてしかも客も呼べる。メディアにも取り上げられるから普及に一役買ってるのは間違いないでしょう。札幌でチェルビーズが活躍してくれるのはいいけどガッタス里田まいとしてはどうなの?やっぱりスフィアリーグが不透明なところが不安にさせるなぁ。公式発表を待つしかないのだけど。