舞台「櫻の園」月組

櫻の園もいよいよこの日が千秋楽。
月組は昼夜の2回公演で自分は夜公演のみ観劇。
会場についたら花が全て撤収されてまして、プレートだけが飾ってましたね。
この日の席はDブロック。
前回来た星組のときはHブロックだったのでちょうど正反対の位置でした。
個人客から出演者宛に花を送れなかったから千秋楽に合わせて花束持ってきてる人もいたようです。


ダブルキャストだからどうしても比べて見ちゃうね。
あの役は星組がいいとか、こっちの役は月組がいいとか。
FANTASISTAのメンバー2人、中野敦子役の丸山葵、藤城千晶役の鎌田あかね
2人ともかなり頑張ってましたね。
葵ちゃんとか役にハマってましたね、お姉ちゃんいる設定のらしさとか、
妹尾友里江ちゃんに「城丸、走れっ」って言うところとか素っぽく良かったです。
鎌てぃーは制服のときはリボンの形してたシュシュ使ってたんだけど、
ジャージに着替えてからは赤い髪止めに変えたりと細かいところまで気使ってるのが分かって見てておもしろかったです。
ストレッチとか準備体操してるシーンはどうしてもファンタの練習風景とダブって見えちゃいますね。
そんな中、前回の星組公演のときも気になってたんだけど、
ストレッチ中にやたらと体の柔らかい小さい子がいるなー、と。
前回は顔も名前も全然分からなかったんだけど、月組の今回もまた出ていたのでダブルキャストじゃないことに気付く。
背が小さくて体が柔らかくてストレッチで180度の開脚とかやっちゃってるのは、木村環役の泰原沙也加ちゃんでした。
ストレッチで横っ腹が見えるのが妙に気になったりならなかったり。


ストーリーは星も月も全く一緒なんだけど、前回と見てる場所が180度違うので反対側の表情とか見れたのが新鮮でした。
360度が客席ってことでこっち側が向いてるときはあっち側の人が見えないってのはしょっちゅう。
舞台の端に置いてる冷蔵庫とか、鞄の出し入れ、衣装の下のタバコとか見れば見るほど細かい動作してます。
ほんと数席の人しか見えないような角度でもちゃんと演技してるのでそれが見れると新たな発見でほんとおもしろいです。
今回の櫻の園は2公演見てHブロックとDブロックだったんだけど、また他のブロックで見れば新たな発見がありそう。
脚本って言うか構成がしっかりしていた舞台だったので楽しめましたね。
ラストのカーテンコールでも月組星組が全員集合して一つの舞台の上に。
あんちょは反対側だってのでほとんど見えず、残念。
せめて最後くらい舞台を一周して帰るみたいな演出が欲しかったな。
ま、それでもあれだけ近い距離で舞台を見るってのはなかなかないのでいい経験でした。


千秋楽ってことで出待ちもやたらと時間がかかりますが。
鎌田パパが荷物運びみたいなことをやってて大変だなぁと思ったり。
娘のやりたいことにあれだけ協力的な父親ってそう簡単に出来ることじゃないような気がする。
うちらみたいなヲタ連中にも「今日はありがとうございました」って丁寧に挨拶してくださるし。
鎌てぃーの性格の良さは父親譲りなのかな?
そんな鎌てぃーは今日も出てきたらちゃんとファンのサインや写真に笑顔で答えてて、やっぱいいヤツだな、と。
あんちょや葵ちゃんは会えずじまいでしたけど。
ま、今後の予定とか全然ないですけど、しばらくブログチェックしながら応援したいと思います。
楽しい舞台をありがとうございました。