ココロノカケラ

今日はエイベックスの舞台、ココロノカケラを見に行ってきました。
平日の26日の金曜日に行ったんですが、いつも通り仕事行くふりして途中で私服に着替えて渋谷まで。
なんかだんだんニートみたいな生活になってきたような。


休日じゃなくてわざわざ仕事休んでまでこの日のチケットとったのには理由がありまして、
まず金曜日のこの日はプレミアムアフタートークがあること。
もしかしたらこれに葵ちゃんとか出てくれるかもーなんて期待があったんですが、公式サイトとか見ても、鈴木亜美西島隆弘と渋谷亜希の3人に決まってたみたいですね。
それから平日の方がファンタメンがもしかしたら見に来てる可能性があるかもってところ。
でもこれもかりんとかあんちょとか前日の木曜日に行ってたみたいですね、これまた残念な結果に。
ま、そんな後付けな理由は抜きにしても結構評判いいこの舞台は見たかったんで、いつでも良かったんですけどね。
ただtrfのYU-KIが怪我で突然降板になったことで脚本が大幅に変わったことがちょっと不安だったくらいで。


渋谷には結構早く着いちゃって暇だったからその辺うろうろしたり、耳かきしてくれる専門の店にも行ったりして気持ちよくなったりしてみました。
30分2,500円だけど耳かき好きにはたまらないね。


17時45分の開場きっかりに劇場に到着。入場時にどっさり宣伝用のパンフ渡されたり、まだ時間もあったんでロビー内をふらふらしてみました。
エイベックス20周年の舞台ってことで展示品の衣装とか有名どころばかり、hitomi浜崎あゆみBoA倖田來未EveryLittleThing鈴木亜美とかコンサートに使った衣装とか並んでてほんとに貴重なものを見れました。
エイベックスグッズもいろいろ売ってたけどお金がないのでぐっと我慢。
公式パンフって言うか、この舞台のキャスト表ってか相関図みたいのが欲しかったんだけど、なかったみたい。これだけは買ってもいいと思ってたのに。
あと宣伝用パンフの中に劇団ゲキハロ第4回公演の携帯小説家のチラシが。ちょうど前に座ってた女性の方(この日、観客で一番かわいい、と思われる)が「まいまいかわいいよね」みたいことを話してて妙に嬉しくなりました。
他の女性客でも℃-uteに興味示してる人がいて、女性人気が凄いことにびっくり。そういえば女性限定イベントやったばっかりか。
ふと同姓ファンは重要だなぁと思ったりしました。
それから観客層ですが、F1層が結構多くて、前の方はほとんどAAAファンだったと思われます。そこまで人気があったことに驚き。自分はAAAとか全く知らなかったんで。名前は聞いたことあるなー程度で。
まぁ自分みたいにFANTASISTA目当てで来てる人なんてかなり貴重でしょう。
ファンタ界隈の住人はこの日は見かけなかったですし、あとで聞いた話しでは、もっちーコーチと鎌パパ、元マネージャーとか見に来てたらしいですけど、自分と反対側だったみたいで確認できず。


青山劇場は初だったけど、やっぱり大きい舞台は凄いね、今回はS席の9,000円のチケットで7列目くらいだったんだけど、結果的にわりと前の方でほんとに良かった。
今回の舞台は世界初のジュークボックスミュージカルってことだったんだけど、知らない曲はないんじゃないかってくらい有名どころばかりでかなり楽しめました。
そう考えるとa社って凄いなと思ったり。


ストーリーは、主人公の漫画家カノコが連載を打ち切られるところから、アシスタントや担当編集が離れて現実世界に嫌になったせいで別の世界へ行ったりとファンタジーな部分もあって、この主人公がYU-KIが演じるはずだったんだろうなぁとか見るとまたおもしろかったりで。
エンディングでクレジットされた8人(鈴木亜美西島隆弘(AAA)、中村真知子、馬場徹、小笠原大晃、篠田光亮、渋谷亜希、デーモン小暮閣下)がメインキャストなわけだけど、歌部分は、鈴木亜美西島隆弘が担当、演技部分は中村真知子が担当、みたいな感じでYU-KIの役を振り分けたみたいだね。
ストーリー上の主人公はカノコ/SHE役の中村真知子さんなんだろうけど、ミュージカルとしては完全に漫画アシスタント・ナナ役/女盗賊ナナジ役の鈴木亜美の独壇場でした。
こんなに演技できる鈴木亜美は今回が初舞台だったらしいのですが、歌シーン演技シーンも完璧にこなしていて、正直ここまで出来ると思ってなかったんでかなり引き込まれました。
エイフ役(西島隆弘)に「お前だけは生きろ」と言われた後の一人で泣き崩れるシーン。女の子座りなナナジの泣きの演技が最高でした。
歌が上手いのはもちろんなんだけど演技も相当上手くて、女優としてもやっていっても全然不思議じゃないくらい凄かったです。殺陣とか立ち回りのシーンに加えて歌を歌ったり完璧に主役でしたね。
大魔王ダーク役のデーモン小暮閣下は、やっぱ出てきただけで存在感が凄い。ってかダーク役はこの人しかこなせないんじゃないかってハマリっぷりでしたね。
悪い役がほんとよく似合っててやっぱこうゆうベテランがいると舞台が締まりますね。
あと凄かったのは青劇のセット。青山劇場を青劇って略すの知ってました?
ステージが階段状に上がったり、前後左右に上がったり下がったりがかなりいい演出。
圧巻はでっかい布使って宙に浮くように見せたシーン。青劇ならではって言ってたけど、あれは確かに凄いわ。役者は気持ちいだろうなぁ。
にっしーこと西島隆弘クンはかっこよく決まってたけど、ダブルキャスト相葉弘樹クンの演技も見比べて見たかったかも。
中村真知子さんもおばちゃんキャラとしていい味出してました。


そして肝心のFANTASISTAの二人、丸山葵ちゃんと萩原紀子ちゃんですが、ナナジ(鈴木亜美)の手下役の女盗賊の一員として出演。ちょろっとセリフもあったりしました。
ミュージカルの中で20曲くらいあったんですが、そのほとんどにダンサーとして出演。名前は乗ってなくても登場回数はかなり多かったです。
そして歌に合わせた早着替えがほんと凄い、のりが言うには19回くらい着替えたらしいです。
ファンタジスタのキャプテン副キャプテンは、こんなにダンス上手かったっけ?ってくらい完璧にこなしてました。
プロのダンサーに混ざっても引けを取らないし、葵ちゃんなんて身長小さいけど全然ダンスが小さいなんてことはなく、むしろキレがあって凄かったです。
名前が出ないダンサーとして男女8人ずつくらい出てたのですが、7列目ってこともあって葵ものりも顔が確認できる位置だったんでほんと良かったです。
ダンサーなんてみんな同じ衣装だし顔が確認できなきゃ誰が誰だか分からなかったしね。
ナナジ役の鈴木亜美率いる盗賊団は、ニャンニャン言ったりでみんなかわいかったし。
基本的にエイベックスの1アーティスト1曲構成だったみたいで、有名曲ばかりだったけど、ラス前のSEASONSの手話にはぐっときました。
間奏でココロノカケラを1文字ずつ手話でやったりとかね、これを含めダンスシーンや殺陣も相当練習してるのが伝わって、普段のフットサルとは違うステージで頑張ってる彼女たちにほんと関心しました。
冒険王やメルシー3rdを蹴ってまでやったミュージカルでもこれが彼女たちの本来輝いてる姿なんだなぁとしんみり思ったり。
ほんと素晴らしいミュージカルだったんで9,000円払って見た価値はあったと思います。


ラストのカーテンコールでもにっしーとかキャーキャー言われてたね、亜美ちゃーんて声もちらほら聞こえてたけど。
メインの8人が前に並んでて葵やのりは後ろの方だったんであまり見えず、もっと前に出てきてくれればいいのに、とか思ったり。
そして終わったあとはプレミアムアフタートーク、司会は東京プリンの一人の人がやってましたが、プリンのかぶりものしてないと誰だか全然分からず。
予定通りの3人、にっしーこと西島隆弘鈴木亜美、渋谷亜希がそれぞれ私服で登場。鈴木亜美の私服がかわいすぎるんですけど。
座りトークで広いステージに椅子がポツンと4つ並べただけだったのですが、当初の椅子の位置がどん帳が下りる後ろ側だったのをトーク中はステージぎりぎりまで来てまして、最前とか相当近くてうらやましかったり。
亜美ちゃんは手酌でワインをガバガバ飲むらしくもうちょっと女の子らしくした方が、みたいに言われてたけど、私生活はおっさんらしい。志村けんと結婚しちゃえばいいのに。
殺陣とかあるミュージカルってことで普段つかない筋肉がついて脚が太くなったことを気にしてるあたりが女の子でかわいかったです。
にっしーは相変わらず観客のファンから大人気、アフタートークはこの日がラストってことで他の人も呼ぼうって流れになって葵ちゃんとか期待したけど、メインキャストの若い男子3人(馬場徹、小笠原大晃、篠田光亮)でした。残念。
一言ずつもらって全てが終了。終わってみればほんと楽しかったんでまた行きたくなるようなミュージカルでした。


楽屋口で待っていいのか分からないけど、出待ち。
しばらくするとダンサーっぽい人らがぞろぞろと。「このあとメシ行く人ー?」とか聞きながら7、8人が手を上げる中に葵ちゃん発見。
ってか、他の出待ちしてる人らはAAA目当てっぽくてダンサー連中に話しかける人は皆無、この状況は話しかけづらいほどにダンサーたちがまとまってるし。
というわけで声もかけれないヘタレな状況で見過ごすことに。
残念すぎる。。。
仕事休んでわざわざ来たのに、葵ちゃんに「お疲れ様でした」の一言も言えないなんてとリアルに凹むしかないし。


それから一緒に出てくると思われたのりが後から出てきて、ぱっと目が合った瞬間にこちらにてくてくと。。。
・・・
・・

なんと向こうから話しかけてきてくれました。


「見に来てくれたんですね、ありがとうございます」みたいな。
ぉぃぉぃ、のりとそんな喋った記憶ないのにこっちの顔を覚えてくれてるとかありえないんですけど。
ブログにコメントしたこともないしのりは絶対こっちのことなんて知らないだろうと思ってたからこれは衝撃的事件だ。
気さくに話しかけくれるのりがこれほどかわいいと思えたのは初めてです。
あとから考えるとタレントさんに話しかけてもらえた自分って結構おいしい人な状況だよね。
「ダンス凄かったねー」って言ったら「どこにいるか分かりました?」とか聞かれて「7列目くらいだったからちゃんと顔分かったよー」って。
もっちーコーチがこの日来てたことも、この時にのりから聞きました。
「突然脚本変わったりで大変でしょ?」とか聞いても「ダンスは変わらないからそうでもない」とか。
とりあえず凄い楽しかったよーってことを伝えれたんでほんと良かったです。
「葵ちゃんと一緒に出てくると思ったのに」なんて言っちゃったもんだから、「葵ならもう行きましたよ、私ですいません」みたいな、いやいやこちらこそすいません。
残りの公演もがんばってーとファンタでフットサルやるのも応援してるから早く戻ってきてねーみたいに言っときました。
そんなのりを見送りつつ本日は終了。





渋谷駅方面に歩いてると何やら見たことある団体が。
一瞬通り過ぎてから気付きましたが、紛れもなくあれはファンタの2人。
そう、葵とのりのその他のダンサーの人たちが今日の晩飯この店にする?みたいな感じで立ち止まってます。
このチャンスを逃したらもったいないってことで葵ちゃんに手をふってみたら、こちらに気付くリアクション。
あー、見たことある人だ。程度だと思いますが。
葵ちゃんとのりちゃんの二人でまたわざわざ話しかけに来てくれました。
なんていい人なんだ。
葵ちゃんにめっちゃ踊れててかっこよかったことってことを直接言葉で伝えられるのってやっぱいいね。
前の方で見れたしほんと楽しいミュージカルだったよーって言ったら喜んでくれた笑顔がほんと印象的でした。
なんか疲れてる顔してたから「疲れてる?」って聞いたら「お腹がすいてる」らしいくて、「衣装はへそだしだから本番前は食べれないんです」とか。
「女の子だから一応気にしないと」って二人がかわいいです。
「また来て下さいね」とか言われて「余裕あれば行きたい」って言っちゃったけど、さすがにチケットちょっと高いしもう無理っす、こめんなさい。
「葵、のり、先に行ってるよー」ってダンサー仲間に言われても丁寧な対応してくれるとかいつの間にこんなファンにあったかくなったんだろう。
ミュージカルがうまくいってるから二人をそうさせたのかな?
ブログにコメント入れとくからねって約束してバイバイしました。
写真とかサインとかは求めなかったけど、短い時間で二人と話せたこの時間はほんと嬉しかったです。
ファンとしてまたこれからも応援したくなる素晴らしい一日でした。
この調子でゆるトークも参加しちゃおっかな?